清光学院の帰国生(帰国子女)特別入試対策講座は、帰国生(帰国子女)を専門にしたコースです。
帰国生(帰国子女)を大学・学部学科ごと、帰国前の学習歴ごと、現時点における学習環境ごとに異なる的確な対策を提供して参ります。スカイプでの受講が可能です。
帰国生(帰国子女)特別入試について
1:概要
日本における大学が設置する帰国生(帰国子女)特別入試制度はセンター試験を経由する一般入試とは異なり知識量の他、理解力や思考力を測る総合的な学力考査を課す大学が多いため大学ごと、学部学科ごとの傾向に即した対策が必要となります。帰国生枠特有の傾向と的確な対策を講じる事により、帰国経験を活かした(自己推薦やAO 入試などよりも)有利な入試展開を組むことができます。
2: 開始時期
帰国生(帰国子女)特別入試対策は一年半ほど前(アメリカの教育制度の場合11 年生前期)か始める方が多いようですが、余裕をもった計画が成功の鍵となります。
3: 課題とポイント
帰国生(帰国子女)特別入試制度では帰国前の海外での学業成績を重視する大学、帰国後の入試得点を重視する大学、或はそのいずれも総合的に判定する大学と様々ですが、概ね国立大学の医歯薬獣医で学科試験を課す大学については入試得点で決まると言っても過言ではありません。
とりわけ数学・理科の教科においては帰国前の海外の高校で英語にて学習されているみなさんも大勢おられますが、帰国後に日本語で再度体系的に置き換え理解する能力が不十分なために不合格となる事例があります。
短期間で個々人の克服すべき項目を効率よく対策することによりこれらの課題を克服していきます。
4: TOEFL iBT 注意点
iBT の導入以降、60 点前後の測定が的確にスコアに反映しないケースがみられます。
IELTS やTOEIC の併用受験にて実力を的確に証明しておくことが必要です。
5: 数学と理科
入試で失敗する原因の多くは数学と理科です。帰国後、医歯薬獣医へストレートで進む一番の山場です。
数学・理科ともにカリキュラムのずれや学習時における言語の置き換えが障害となりますが、断念せず粘り強く取り組んで欲しいものです。
先ずは現地カリキュラムを完全に学習しながら、併行して(現地に居ながら)スカイプ授業を用いて日本語での置き換え理解、帰国後入試に向けた先取りの学習を確実に進めています。
各国とも概ね滞在国でのカリキュラムでは帰国生入試に対応できません。
現地滞在国での学習歴をお知らせのうえ個別にご相談ください。